抵当権と根抵当権の違い

抵当権とは?

抵当権とは、債務の担保として不動産に設定する登記で、債務が弁済されると付随して消滅します。万一抵当権の登記が残っていても、債務者が弁済を証明すれば債権者は対抗できません。

○抵当権は、登記簿を見れば当初いくら借りているかわかる。
○抵当権は、債務者が弁済すれば消滅する。
○抵当権は、同じ相手に追加融資をする場合に、再度登記する必要がある。
○抵当権の移転は借主の承諾は不要。     
(  抵当権の場合は、借りた金額や返済日はすでに決まっているので、返す相手が変わる事については当人の不利益はない)

※住宅ローンなどで借入した場合は、ほとんどが購入した土地と建物に抵当権を付けます。その特徴は、抵当権が設定されても債務者から債権者へ担保物件の占有を移す必要がないことです。そのため、所有者は抵当権を設定した物件を自由に利用・収益・処分ができるので、マイホームに自由に住む事が出来、増改築や売却することができます。

根抵当権とは?

根抵当権とは、極度額を決めてその範囲内の不特定の債権を担保する担保権のことです。すなわち増減変動する一定の債権を、極度額という枠と期間が定められています。     

○根抵当権は極度額が登記されているので、現実にはいくら借りたのかわからない。
○根抵当権は弁済によって消滅しない     
○根抵当権の場合は同じ相手に追加融資をする場合、極度額以内であれば再度登記の必要がいらない。
○根抵当権の移転はお金を借りた人の承諾が必要。        
(根抵当権の場合は、借りる金額や返済日が決まっていないので、土地・建物の所有者の承諾が必要)

抵当権・根抵当権の設定費用

○登録免許税は「債権額の0.4%」です(例、1000万円×0.4%=4万円)
※住宅に係る軽減措置の場合「債権額の0.1%」です
  (この軽減は根抵当権設定登記には適用されません。)
○司法書士への報酬     
◎現在は原則自由となり、司法書士によって報酬に大きな開きが出ています。

ページトップへ戻る