特別養子縁組について

民法の養子制度が改正され、新たに「特別養子」制度が、実施されています(817条の211)。

普通養子縁組と特別養子縁組の戸籍の違い

〇普通養子縁組
戸籍の父母欄に、実父母、養父母双方の氏名が併記され、養父母との続柄は「養子」と記載されるので、養子であることが一目瞭然でわかる。

〇特別養子縁組
戸籍の父母欄は一つで、養父母の氏名を記載するだけで、続柄欄には、養親夫婦間の嫡出子の出生の順にしたがって、「長男、長女」「二男、二女」等の振り合いによって記載されるので、一見実子と同様に記載されている。

特別養子縁組の成立の要件

特別養子縁組は誰でも利用出来る制度ではなく、成立要件は厳格です。

◯養子となる者について、実父母による監護が著しく困難または不適当であること、その他特別な事情があり、子の利益のために特に必要と認められるとき。
◯縁組みは家庭裁判所の審判によって成立する。
◯養子となる者は原則として6歳未満であること、養親となる者は夫婦で、少なくとも一方が25歳に達していること。

特別養子縁組の離縁

離縁は、養子の利益のためとく必要であると認められるとき、家庭裁判所の審判によってのみできる。養子が成人をしても協議離縁は出来ない。審判による離縁も養親からは申立てられない。

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