告訴状について

告訴とは、犯罪の被害者やその法定代理人など一定の者が、警察署などの捜査機関に対し、その犯罪事実を申告して、犯人の訴追を求めるものです。告訴はいったん取り消すと、たとえ後で思い直して、やはり告訴した方が良いと思っても、もはや許されないので、告訴の取消には十分な注意を払うことが大切です。告訴するときには、下記のような書式で書き、警察署あるいは検察庁に提出します。警察や検察庁などで捜査して、起訴するかどうかを判断し、起訴の場合にはその手続きをとることになります。

                告 訴 状

                           東京都港区虎ノ門1丁目◯番◯号
                                告訴人  虎ノ門太郎
                         東京都千代田区有楽町1丁目◯番◯号
                                 被告訴人 東京一郎

  告 訴 の 趣 旨
東京一郎は、平成◯年◯月◯日午後◯時◯分頃、横浜市中央区横町3丁目◯番地先路上において自家用自動車(横浜5あ◯◯◯◯)を運転中、先行車を追い越そうとして折から道路を横断中の告訴人虎ノ門太郎に衝突し、虎ノ門太郎に全治1か月の腰部打撲、左大腿骨打撲の負傷を負わせたものです。

  告 訴 の 事 情
1.(事故の状況)
 ・日時 平成◯年◯月◯日午後◯時◯分
 ・場所 横浜市中央区横町3丁目◯番地先路上
 ・加害自動車 普通乗用車カローラ◯年型(横浜5あ◯◯◯◯)
 ・状況 虎ノ門太郎が、右路上をJR横浜駅に向かって右から左へ横断中、右 
  東京一郎がJR横浜駅方面から根津町方面に向かって走ってきた。東京一郎
  の車の前に先方車たる軽四輪者があり、この軽四輪者は虎ノ門太郎の横断
  をみて一時停止していたのに、東京一郎はこれを追い越して虎ノ門太郎の
  右足部分に衝突したものである。
2.(告訴に至った経緯)
 実は、上記事故後、東京一郎が被害弁償は間違いなくやるから警察には届けないでくれと頼むので、告訴人としてもその立場に同情し、内々にすませることに同情したのである。
 その後、被告訴人は治療費は全部支払ったが、それ以外には何も支払わず、告訴人が請求をしたところ、そちらにも過失があるからこれ以上は支払えないと言っている。
 上記の如き事情で、告訴人側にも手落ちはあったとは言え、被告訴人側の責任は重大と思われます。
 よって、本告訴に及びました。

  証 明 書 類
1. 診断書 2通
2. 治療費領収関係書類 5通

平成◯年◯月◯日
                             上記告訴人 虎ノ門太郎 (印) 
  横浜警察署 御中

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