戸籍の取得について

戸籍は、出生、婚姻、離縁等の親族法上の身分関係を記載したもので、身分関係を公証するための唯一の帳簿です。婚姻障害の有無や、相続関係を確認するためには戸籍を取り寄せる必要があることから、「何人でも、戸籍の謄本若しくは抄本又は戸籍に記載した事項に関する証明書の交付を要求することができる。」と規定していたが、戸籍の記載内容は最も厳格に保護されるべき個人情報であるため、他人に不正に取得されないようにする必要があり、平成20年5月1日に戸籍法が一部改正され、戸籍謄本等の取得要件が厳格化された。

本人の取得について

戸籍に記載された本人、その配偶者、直系尊属、直系卑属は、戸籍に記載された事項に関する証明書(戸籍謄本等)を請求することが出来る。本人等が戸籍謄本等の請求をする場合には、運転免許証や写真付きの住民基本台帳カードなどの写真付きの身分証明書等の提示による本人確認が義務付けられた。(戸籍法10条の3第1項、戸籍法施行規則11条の2第1号)

第3者の取得について

第3者が、自己の権利を行使しまたは自己の義務を履行するために、他人の戸籍の記載事項を確認する必要がある場合は以下の3点を明らかにしなければならない。運転免許証等の提示による本人確認が必要となる。
1. 権利または義務の発生原因
2. 権利または義務の内容
3. 権利を行使しまたは義務を履行するために戸籍の記載事項の確認を必要とする理由。

罰則について

※偽りその他不正な手段によって戸籍謄本等の交付を受けた者に対して30万円以下の罰金が課される。(戸籍法133条)

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